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薪の力②

薪ストーブは近所迷惑か

今回は、前の記事の続き。薪ストーブはすぐに温まらない、近所迷惑か?という点について書いてみたい。

ただ、暖かさを決めるのは最終的には住宅性能による。いくら馬鹿でかいストーブをガンガン焚いたってスッカスッカの気密だと暖まらないのは当たり前。薪ストーブはは熱を発生するだけなんで、暖かくなるかどうかは住宅性能によるってところを勘違いしてはいけない。我が家は特別に気密がいいわけでないし、断熱性能が良いわけでもない。むしろ隙間風が気になる…。

3.薪ストーブはすぐに温まらないか?

薪ストーブは確かにスイッチ一つで転嫁できるわけでないし、上手に焚くにはスキルが求められる。私が使っているドブレ700SLといモデルについていえば、焚き上がって巡航運転(放置できる状態)になるまでは最低でも25分位は必要だと思われる。でもたった25分でストーブの天板部分は350℃以上になり、近くにいると熱線で熱く、ジャンバーなどの石油製品は溶けることが心配になるほどに暖まる。我が家は大きな吹き抜けがあるワンルームみたいな2階建だけど一部を除く、全体で70%ほどの面積はこのストーブ一台で快適な温度になっている。一階のリビングは大寒のころでも2時間も焚いていれば20℃は超えてくる。部屋によっては温度にむらはあるけど補助暖房が不要な面積が70%ほどにもなるということ。残りの30%は人の出入りが通常不要な場所で、トイレやお風呂場など。これをエアコンでやろうとすると、なかなか難しい。空気を直接温めるのがメリットでもあり、デメリットでもある。スイッチを切ると途端に空気が冷えはじめ寒くなる。薪ストーブは家具や壁などの構造物を丸ごと直接に暖房する。確かにスタートダッシュは早くないかもしれないけど、一緒に暮らしていると遅いとも感じない。だって出勤前にしっかり焚いて出かければ、帰宅時には18度くらいは室温を維持できるんだもの…寒くないよ。スタートダッシュとかほとんど問題にならない。どうしても必要ならファンヒーター一台置いておけばそれで解決。

4.薪ストーブは近所迷惑か?

結論を言うと、使い方次第でどうにでもなる。

原因は大体3つにまとまる

①薪が悪い

薪ストーブの性能を決めるのは薪の性能。乾燥していない薪をどんな高性能のストーブで焚こうともうまく焚くことはできない。薪は2年とか3年とか乾燥させて初めて薪となる。未乾燥の薪を焚いている人が圧倒的に多い。木の内部の水分が抜けていないため燃焼温度が上がらないので、煙は可燃性ガスなんだけど、これが発火するまで高温になれない。だから煙突から燃えれなかった煙がダダ漏れになって、悪臭などで近所迷惑を引き起こしているのが実態。

②十分に高温にして焚いていない

上にも書いたけど、実は薪ストーブは薪を直接燃やすのではなくて、高温状態にして薪を燻して、発生した煙と空気を反応させて燃やしている。なのに使い方が間違っていると、しっかり燃焼温度を上げないために煙が燃えることができないのであまり暖かくないし、燃費も悪いし、本来燃料となるべき煙もダダ漏れとなって近所迷惑になっている。

③空気を絞りすぎている

発生した煙を燃やすだけの空気が必要になるけど、けちけち薪を長持ちさせようと思うばかり、空気を絞ってしまいすぎるために、燃え尽きることができなかった煙が煙突から排出される。

この3点に気を付ければ近所迷惑になるようなことはほとんどない。樹種の違いも多少はあるけど、杉や松などの針葉樹でもしっかり乾燥していれば煙の問題なく焚くことができる。ただし、松は空気を絞ると煤が発生しやすいので多めに供給してあげるようにする必要があるかなと思う。下の動画は針葉樹ばかり焚いた動画だけど、この時も煙は目視確認できなかった。

使い方を身に着ければ、薪ストーブは近所迷惑を気にするほど神経を使わなくても大丈夫。

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