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僕らは、独裁になれていないか

権力ってなんだ

魁新聞に面白い記事があった。以前から自分も考えていた事でもあったんだけどね。それは権力。私は権力そのものは悪いものじゃないと思う。一人一人が小さな権力をもっている。権力とは、自分の事を決定したり、属しているグループや社会に対して自分の考えをしっかりと意思表示し、尊重されることだと思う。それをきちんと保証しているのが民主主義。子供であれ大人であれみんな等しく意見が尊重されていることが当たり前だけど、実はそうなってない。自分らの生い立ちを振り返ってみれば明らかだと思う。「子供は黙ってろ」「はい、はい」って意見を流されて育ったり、理不尽な校則に絞られていたり、場合によってはしつけや教育だと叩かれて育ってみたり。そんなことされてるうちに自分を価値の無いものと思って「どうせ自分なんて」ってなるんじゃないだろうか。自分の持ってる権利を見失ったり、もっていることすらわからないまま育つのだろう。そういう私が感じていたことを同じ様に内田樹さんも感じていたようだ。

もっと言えば、そこに独裁が潜んでいると思う。政治体制とか、そんな大きな事でなくとも家庭のなかにも独裁がある。子どもの意見に耳を傾けないことはむしろ普通にある。親は子供にとっては権力者だ。自分が判断できない多くのことを決定する権利を委ねている。だから親は、子どもの成長に合わせてその委ねられた権利を返さなければいけないけど、それをしない、出来ない親もいる。主権者としての意識をどれ程もてるかは、その子にとって最初の政治単位である家庭にこそあるのだと思う。主権者意識の低い大人ばかりになったとき国の政治体制は独裁政治に傾いてゆくのだろう。今の日本の様に。日本は間接民主主義の国だ。小さな権力を束ねる程に強大な権力を持つものが誕生する。それは当たり前のことだけど、だからこそ主権者意識を高く養えるような社会風土が必要なんだと思う。

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