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巡りゆく幸せ、『平和』が平和を壊すとき

■巡りゆくことは幸せであり豊かだ

私はクロッカスが大好きだ。雪が解けるとすでに地面から頭を出し、すぐにつぼみを付け春の到来を実感させてくれる。

クロッカスは寒さにとても強く、実は雪降り続ける12月や1月のころからすでに芽を出していることを私は知らなかった。

じっと寒さに耐え、その厳しい寒さの中で芽を出し、春に備える強さに感動した。

花は小さく可愛らしく、でも綺麗に咲いているのは1週間程度ではないかと思う。すぐに花は枯れてまた寂しい思いをさせられる。毎年この繰り返し。

同じことを繰り返すことは幸せ。私にもいつも変化を求めていた時期があったけど、最近は毎年同じことがめぐってくることが豊かに感じられてならない。

雪が解け始め、白鳥の渡りが冬の終わりを告げる。クロッカスやデフィディル(水仙)が咲き、春を実感させてくれる。桜が咲き、暖かになるにつれ芝生の緑が戻り青いじゅうたんに代わっていく。薪づくりも忙しく、田んぼや畑の仕事にも汗を流し自然の中で生きる大変さ、豊かさを実感し収穫に感謝し、味わい、楽しむ。秋にはキノコを採り乾燥保存し冬に備える。白鳥が飛来し冬を運んでくる。寒くなると薪ストーブに火が入る。自分で作った薪で、その圧倒的な暖かさに感謝し、自然の力の偉大さを感じる。我が家は暖かく、寒い冬ですら待ち遠しいと感じさせてくれるのは薪の力だ。

この繰り返しが私の掛け替えのない、私にとっての平和そのものだ。

■『平和』が平和を破壊する

 当たり前のことは、当たり前すぎてその豊かさに気が付かないことが多い。失ったときに、変わってしまったときにその存在の偉大さ、価値に気が付くことのほうが多いのではないだろうか。私にとっての平和は、例えばこうやって花を眺めていられること。自然と一体に暮らすこと。平和、平和とよく耳にするが自分にとっての平和についてきちんと考えてみるのは大切だ。安倍政権は『積極的平和主義』といって、アメリカよくやるテロや危険な政権を転覆させるための空爆にも自衛隊が積極的に協力できるようにした。空爆によって多くの市民が巻き込まれ殺害される。殺害されたその人にも日常があり、平和があった。

平和が『平和』を破壊する。

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